

こんにちは!アウラでエンジニアをしている村上です。
私はこれまでWebサイト制作のコーディングを主に担当してきましたが、入社から一年を過ぎた頃から、お客さまとの窓口業務を任される機会が増えてきました。
それをきっかけに、他のスタッフがどのようにお客さまと接しているのかを意識するようになり、自分自身も学びながら窓口業務に取り組むようになりました。
その中で、エンジニアとしてコードを書くだけでは得られなかった気づきがたくさんありました。
今回は、その経験を通じて感じた「大事なこと」「気をつけたいこと」をお話ししたいと思います。
エンジニアとして日々コードを書いていると、「正しく実装すること」にばかり意識が向きがちです。
しかし実際に窓口業務をすると、お客さまが本当に知りたいのは専門的なコードの話ではなく、「要望がどう解決されるのか」「結果としてどう便利になるのか」という点だと強く感じました。
例えば、お問い合わせフォームの改修であれば、「バリデーション」や「スパム対策」といった言葉よりも、
「入力ミスが減って正しく送れるようになります」「迷惑メールが届きにくくなります」と伝えた方がイメージしやすいのです。
こういった内容含め、お客さまの目線で理解して伝える力が求められているのだと気づきました。
専門用語はそのまま伝えず、誰が聞いてもイメージできる言葉に変えます。
窓口対応をする中で、特に「相手に対してどう向き合うか」を意識するようになりました。
たとえば次のようなことです。
ただお客さまの言葉をそのまま受け取るのではなく、ご要望の“裏にある目的”を聞き出すことが大切だと感じます。
これは特別なスキルというよりも、相手の立場に立って考える姿勢があれば自然とできることですが、常に意識する必要があります。
一方で、エンジニアが窓口業務に入ることで、以下のような得られるメリットもあると感じます。
エンジニアとして窓口を経験することで、要望から制作への流れを意識しやすくなったのは大きな学びでした。
窓口業務を経験して、『技術を知っているだけでは足りない』と強く実感しました。
どんな技術でも、相手に伝わらなければ意味がありません。
だからこそ、これからも、技術力とあわせて説明力や伝える力を磨いていきたいと思います。
今回の気づきを活かしながら、これからも成長していけるよう努力していきたいです。