

こんにちは、野口です。
主任になって約半年が経ち、仕事に対するモチベーションについて改めて考えてみました。
自分自身の変化と気づきを振り返ってみたいと思います。
一般的に「モチベーションが高い」という言葉を使うとき、やる気や向上心が高まり、目標達成に向けて積極的に取り組む前向きな状態を指します。一方で「モチベーションが低い」状態は、やる気や意欲が湧かないネガティブな状態を表しています。
このモチベーションと、どのように向き合っていくべきかを考えていきたいと思います。
私の経験では、モチベーションが高い状態は長くても1週間程度しか続きません。そのモチベーションを糧に行動しても、1週間ほどで通常の状態に戻ってしまいます。
特に、他者や上司、会社など自分以外から与えられたモチベーションほど、すぐに低下してしまう傾向があります。このような経験は、多くの人に共通するのではないでしょうか。
では、モチベーションはどのように保てばよいのでしょうか。
自分自身で目的や、やりがいを見つけてそこから自然に溢れ出るモチベーションは、常に前向きな状態を維持できると考えています。
自分以外から与えられたモチベーションは一時的ですが、自分の興味や将来のビジョンに根ざしたモチベーションは長期的な原動力になります。
仕事のモチベーションにしないよう意識していることは、「承認欲求」と「他者との比較」です。褒められるために頑張ることや、他の人と比べて自分を評価する考え方は不要だと思います。
承認欲求に基づくモチベーションは、相手次第で左右されてしまったり、本来の仕事の目的を忘れてしまうからです。また、他者との比較も同様で他者との比較では疲弊したりチームプレイができなくなってしまいます。このように他者に依存せず、自分自身の成長や自己実現、社会への貢献に焦点を当てることが大切です。
以前の私にとって、仕事のモチベーションはエンジニアとしてのスキルアップや新しい技術を学ぶことでした。もちろん現在も、エンジニアとしてのスキルアップや新技術の習得は楽しく、モチベーションと言えると思います。
しかし現在の私は、仕事をするうえでモチベーションは持たない、持つ必要がないと考えています。
なぜなら、仕事をする目的が明確になったからです。
このように、自分軸でのモチベーションだけでなく、仕事の目的や他者への貢献という視点を持つことで、日々前向きに業務に取り組めていると感じています。
今回は、仕事のモチベーションについて改めて考えてみました。改めて普段どのようなことを考えて仕事に取り組んでいるか見つめ直すきっかけになりました。
人それぞれ考え方は異なりますが、最近モチベーションが下がっていると感じている方の参考になれば幸いです。