みなさん、こんにちは。一人旅に心の安らぎを求める周です。
「おもてなし」というのは、日本が世界に誇る素晴らしい文化です。
それは単なる接客ではなく、常にお客様に寄り添い、真心を込めて期待以上の価値を提供する精神です。
休日に一人旅へ出かけると、そんな日本の「おもてなし」に感動することが多々あります。
今回は、私の実体験から得た感動と、それを自分の仕事にどう活かしていきたいか、エピソードを交えてお話しします。
徳島県の大歩危(おおぼけ)を訪れたときのことです。
11月初旬、大阪はまだ暖かかったのですが、日本屈指の秘境である大歩危の夜は非常に冷え込みました。
宿泊先のゲストハウスに到着すると、畳の部屋にベッドが用意されていました。
おそらく、外国人である私の生活スタイルを配慮したのでしょう。
さらに印象的だったのは、女将さんの気さくな人柄です。
宿泊客一人ひとりの予定を丁寧に聞き、その人が興味を持ちそうな情報を教えてくれました。
鉄道好きの私には、観光列車の見どころを詳しく話してくれました。

高知県の四万十市。夜になると人通りが少なく静かな町です。
予約制のお店が多く夕食に困っていたところ、一軒のレトロなお好み焼き屋を見つけました。
少し入りにくい雰囲気でしたが、勇気を出して扉を開けると、そこには店主のご家族や友人が集まり、団らんの真っ最中でした。
よそ者の私を受け入れてくれるかと心配していましたが、店主や常連さんたちはすぐに「どこから来たの?」と話しかけてくれました。
気づけば私も仲間になり、まるで家族の一員になったような温かい時間を過ごしました。

年末年始、九州一周の旅をしていたときの話です。
多くの店が閉まっており、空腹のまま佐賀市にたどり着いた私は、閉店間際の定食屋に滑り込みました。
大きな荷物を抱え、疲れ切った私を見た店主さんは、
「お腹ペコペコでしょ?」と声をかけてくれました。
そして注文を待つ間に、
「サービスだから、これ食べて待ってて」
と温かいおでんを3品出してくださりました。
空腹と寒さに凍えていた私にとって、そのおでんは何よりのご馳走でした。

旅にハプニングはつきものです。
鹿児島の山川港へ向かう際、景色と撮影に夢中になり、降りるべきバス停を通り過ぎてしまいました。
フェリーの時間まであとわずか。急いで呼んだタクシーの運転手さんは「厳しいかもしれない」と言いながらも、最短ルートを急いでくれました。
到着直前には「小銭を準備しておいてね、すぐ降りられるように」と、1秒を惜しむ私に代わって先を読んで指示をくれました。
結局、高波でフェリーは欠航してしまったのですが、運転手さんは親切に代替ルートや最寄り駅を教えてくれました。

円滑なコミュニケーションを図るのに、まず「相手を理解しようとする姿勢」にあります。
Web制作でも、お客様が言葉にできないニーズを先回りして察し、ベストな提案ができるよう努める必要があると感じました。
当社アウラが掲げる「御社のWeb事業部」という姿勢は、まさにお客様の「仲間(パートナー)」になることです。
お客様の会社の一員としての自覚を持ち、深く理解し合うことで、期待を超える成果が生まれると思います。
「お客様が今、何に困っているか」を感じ取る力。
これはWeb制作においても不可欠です。
単にサイトを作るだけでなく、お客様の課題を解決しようとする強い気持ちを持ち、優先順位を見極めて行動していきたいです。
旅も仕事も、トラブルを避けることはできません。
トラブルの際に、相手の立場に立って伴走してくれる存在がいると心強くなりますね。
Web制作でも、公開して終わりではありません。
お客様の目標達成のために、プロとして常に寄り添い、伴走できるパートナーでありたいと思いました。
日本各地を旅して触れた「おもてなし」には、相手を尊重し、喜びを自分のこととして捉える精神がありました。
私は外国人として、この素晴らしい精神を学び続け、技術だけでなくお客様に寄り添うWebサービスを提供できるよう、これからも精進していきたいです。