

はじめまして!松平と申します。私は2025年5月、株式会社アウラに入社いたしました。
今回は、前職まで異業種で働いていた私が、なぜWeb業界を志しアウラに入社したのか、その経緯や想いについてお話しさせていただきます。
これからキャリアチェンジを考えている方、Web業界に興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。
これまでのキャリアでは、飲食業と医療業界で主に接客業務に従事しておりました。
1社目の飲食店では、店長補佐として店舗運営や在庫管理、スタッフの育成、シフト管理などを担当。忙しい現場の中で、「どうすればアルバイトの方が意欲を持って働けるか」「どうすればお客様に快適な時間を過ごしていただけるか」を常に意識しながら、臨機応変な対応力と調整力を身につけました。
2社目の調剤薬局では、調剤事務として患者様対応や調剤・配薬業務を行い、「ミスなく仕事を行う正確性」と、「お客様にも従業員にも分かりやすく伝える力」を磨くことができました。
このように、業界は異なっても共通していたのは、“相手の立場で考える姿勢”です。
これはWebデザイン業務においても、ユーザー視点でレイアウトや導線を考えるうえで非常に役立つのではないかと考えております。
前職で働く中で、「このまま続けることが本当に自分の望むキャリアなのか」と考えるようになりました。
前職・前々職と接客や事務を経験し、お客様と直接関わることを楽しんで仕事を行ってまいりました。しかし、30歳目前となり周りの友人が転職や結婚・出産をしていく中で自分の今までの人生を振り返りることが多くなり、仕事に対する価値観も少しずつ変化していきました。
私は大学で美術を学んでいたのですが、「自分はなんのために大学に行ったのか」と考えるようになり、学んでいたことを仕事に生かしきれていないもどかしさを感じるようになりました。
クリエイティブを仕事にすることの難しさを学生時代から実感していたため二の足を踏んでいましたが、30歳目前の今がラストチャンスだと自分の中で感じ、「デザインに関わる仕事をしよう」と決意。
以前からWebサイト・Web広告、動画・SNSなどのコンテンツに将来性を感じていたこともあり、未経験からでも挑戦できる道を模索し始めました。
前職を退職後、Webデザインと動画制作が学べる職業訓練校に入校し、HTML・CSS、Photoshop・Illustratorなどの基本スキルを習得しました。職業訓練校の先生方は皆さん楽しい個性的な先生ばかりで、授業の種類も多岐にわたり、毎日学校に行くのがとても楽しかったです。
また、企業実習での実践的な課題やグループ制作では、デザインだけでなく「誰に何を伝えるか」を意識した構成力やプレゼン力も学びました。職業訓練校で過ごした期間は授業・制作・実習ととても充実した半年間であり、幅広い知識を得られたのはもちろんですが、先生やクラスメイトとの出会いも得たものの一つです。
先生は職業訓練校修了後もアルバイト先の紹介や就職の相談に乗ってくださり、クラスメイトとは今でも交流が続いています。
職業訓練校での経験から、よりWeb業界への転職を強く希望する様になりました。
職業訓練校修了後は、Web制作会社で7ヶ月間アルバイトとして実務経験を積みながら就職活動を始めました。
本格的に就職活動を開始する中で、職業訓練校の先生の紹介でアウラの求人に出会いました。
「Webデザイン業務に加えて、クライアントとのやりとりなど人と関わる機会がある」「将来的にディレクションにも携われる」という点に強く惹かれ、すぐに応募を決めたのを覚えています。
面接では、業務内容だけでなく社内の雰囲気や教育体制についても丁寧に説明いただき、未経験からでもしっかりと成長できる環境が整っていると実感しました。
入社後も、先輩方に指導していただきながら日々成長を感じています。
異業種からのキャリアチェンジは決して簡単ではありませんが、これまでの経験が今の業務に活きる場面は多くあると思います。業界は変わっても、「相手の立場で考える力」「伝える力」は、どんな仕事にも通用すると実感しています。
今後はWebデザイナーとしてのスキルを磨きつつ、将来的にはWebディレクターとして、より企画や戦略の部分でも力を発揮できるよう努力してまいります。
私と同じようにキャリアチェンジに悩んでいる方や、Web業界への第一歩を踏み出そうとしている方にとって、このブログが何かのヒントになれば幸いです。