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自律的なチームを作るためのルールづくりについて考える

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自律的なチームを作るためのルールづくりについて考える

自律的なチームを作るためのルールづくりについて考える

こんにちは!WEBディレクターとWEBエンジニアを兼任している野口です。

今回は、チームにおける仕組み化やルールづくりについて考えてみました。私自身がエンジニアをしているので、エンジニアチームを例に挙げていますが、これは「エンジニア特有」の話ではなく、どんなチームにも当てはまるのではないかと思います。

安定した品質を保ち、チーム全体のパフォーマンスを上げて、自律的なチームをつくるために、改めてチームの仕組みやルールづくりについて考えていきたいと思います。

チームのルールづくりで感じる課題

まずは、チームのルールづくり・仕組みづくりで感じる課題について紹介します。

  • ルールやドキュメントが多く業務効率が下がる
  • 以前作成したルールの見直しができない
  • 作成時の目的がわからず何が解決できるのか不明
  • 個人の個性やスキルに合わせてしまい、ルールが無駄に増える
  • ルール通り進めることが仕事になってしまい、本質的な課題や考え方の浸透ができておらず応用が効かない
  • ルールにはあるが習慣化しない

上記のようにドキュメントを作成したが読まれていないものも多くあったり、同じような内容のドキュメントが複数ありどちらを参考にしたらいいかわからない、といったような問題があります。

またルールや仕組みはあるがチームとして習慣化しないことや、マインド・価値観の浸透が難しく、チームのルールを増やすだけでは解決しないと感じています。

良いルールづくりとは何か

良いルールは、個人のスキルを支えるものではなく、チームとして品質の底上げやパフォーマンスの向上に繋がるものが良いルールではないかと考えます。

ルールを考える、作成するうえで大事なこと

ルールを考えるうえで大切なことを考えてみました。

  • チーム全体が動きやすくなるようにする
    • 同じような問題・課題が多々発生している場合
    • 繰り返し作業が発生する場合
  • 個人の個性やスキルに寄り添いすぎるのではなく、チームとして必要なことを探す
  • 定期的に見直しを行い、改善する
  • 何を解決したいか、根本的な課題を理解し解決策をルールや仕組みに落とし込む

個人個人がチームのルールをどのように理解するか

ルールは作るだけでなく、個人個人がルールの位置づけやあり方について理解することが大切と考えます。

ルールを仕事内容と捉えると、ルール通りに仕事をするだけになってしまい、自分で考え判断する力が育たなくなってしまい返って品質が下がることも考えられます。

目指している「自律したチーム」のためには、個人個人がルールや仕組みを守るだけのものではなく、チームとして品質の底上げを行うもので、チームを支えるものとして捉えることが大事になると考えます。

チームのルールを習慣にする

チームのルールは、「しないといけない」というイメージですが、「自然とやっている」状態になることが習慣です。

例えば以下のような判断基準が明確なものは、ルールとして適しています。

  • サーバーの設定手順
  • 品質チェック

しかし、例外の対応の場合はどうでしょうか。

ルールにないから出来ない、やらない、となってしまうのはよくないです。そのためにルールを通して内容を理解して作業を行うことで判断基準を持てるようになることや、「わからないことは素直に聞く」といったような明文化していないことを習慣にする。そのような習慣づくりが大事になるのではないかと考えます。

まとめ

今回の内容を踏まえて、チームのルールづくりを考えるうえで、以下の内容を意識することが大事ではないかと思いました。

  • チーム全体の品質の底上げを行うもの
  • チーム全体のパフォーマンスを向上させるためにあり、個人のスキルサポートではない
  • 各々が判断基準を持てるようにする必要がある
  • ルールづくりだけではなく習慣化が大切

改めて本質的な課題の解決・共有ができる、自律的なチームを目指していきたいと思います。まだまだ試行錯誤中ではありますが、参考になれば幸いです。

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