

2月中旬より主任に就任し、3ヶ月が経過しました。この間、制作体制についてや社内ドキュメントの管理など主任が主体となり、制作フローの改善や社内風土の改善などにも着手し、今月からは新たに定例勉強会を行う事となりました。
定例勉強会の目的は以下の3点となります。
WEB制作会社の一員として、各々の役割や業務内容に関わらず、全員が知っておくべき基本的な知識があります。また、チーム制作を円滑に行う上での共通認識も必要になります。この勉強会では、そうした知識の共有を通じて、会社全体の基礎知識レベルを向上させることを目指しています。
この勉強会は、自分の専門技術や得意分野を披露する場ではありません。「会社全体の基礎知識の底上げ」という目的に沿って、どのような内容を発表することが皆にとって価値があるのかを考える機会になります。こうした思考を通じて、他者を思いやる姿勢が自然と身につくことを期待しています。
40分間も人前で話す機会は日常業務ではなかなかありません。この勉強会で発表やファシリテーションを経験することで、一人ひとりの積極性向上につながると考えています。また、社内を考えながら発表内容を検討する過程で、「自分から会社のために行動する」という自発的な姿勢が育まれるのではないでしょうか。
以前は社内全体で行う制作の振り返りや四半期MTGなどの場は、参加者に過ぎませんでした。しかし主任になってからは計画から実施までを行うようになり、視点が変わったのではないかなと感じています。
一回一回の内容はもちろん重要ですが、それ以上に「全員に目的や目指すものが正しく伝わっているか」、「全員の貴重な時間を使って、本当に意味のある時間になるのか」という責任を強く感じるようになりました。
期間を区切り、どのような変化があったら良い施策だったかという基準を明確にした上で、今後継続するか否かを決める必要があると思いました。
会社の成長と一人ひとりの成長が重なり合う場を作れるよう、これからも試行錯誤を続けていきたいと思います。