Chromebookは持っていないけどChrome OSがどんなものか気になるので試してみた

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Chromebookは持っていないけどChrome OSがどんなものか気になるので試してみた

Chromebookは持っていないけどChrome OSがどんなものか気になるので試してみた

こんにちは、三輪です。

GIGAスクール構想(教育現場で児童・生徒1人1人がPCやタブレット等のICT端末を活用できるようにする取り組み)の実現に向けて注目を集めているのが、「Chromebook(クローム・ブック)」。

Googleが開発した「Chrome OS(クローム・オーエス)」を搭載した端末で、価格が安く動作が軽いこと等から、教育現場だけでなくビジネスマン向けサブマシンの有力候補として挙げられることも増えています。
いろいろな場面で名前を目にする機会も多く興味はあるものの、Chromebookを買うまではいかないしな…と思っていたところ、個人利用ならば無料で利用できるという情報を得たので試してみました。

準備開始

余っているPCがあれば、それを実験機に使うのが最適ですが、残念ながら持っていないので、仮想環境を作って試してみたいと思います。

VMware Playerのインストール

今回は「VMware Player」を使用します。VMware Playerは、個人と教育目的の利用に限り無料で使えます(商用利用をしたい場合は、WMware Workstationを購入する必要があります)

以下に、VMware Playerのインストールについての簡単にご案内します。
お使いのPCに既にVMware Playerがインストールされている方は、ここは読み飛ばしてくださいませ。

まずは下記サイトからインストール用のファイルをダウンロードします。
Windows版とLinux版があります。

https://www.vmware.com/jp/products/workstation-player/workstation-player-evaluation.html

ダウンロードしたEXEファイルをダブルクリックすると、インストールが始まります。
基本的に、出てくる画面に沿って進めていけばOKです。チェックのON/OFFも、特に初期状態から変更の必要はありません。

起動すると、初回のみ商用利用かどうかの確認画面が出ますので、「非営利目的」にチェックを入れて「続行」をクリックします。

完了」をクリックすると、VMware Playerが起動します。

OSの入手

Chrome OSには、オープンソース版の「Chromium OS」があります。Chromium OSは一般のPCにもインストールできるようになっています。

ただ、ソースコードをダウンロードするところからスタートすると、なかなかに敷居が高い。
そこで今回はもっと手軽に、米国のNeverwareがChromium OSをベースに開発した「CloudReady」を利用したいと思います。こちらは、個人利用に限り無料で使用できます。

下記サイトにアクセスします。

https://www.neverware.com/freedownload#home-edition-install

ページの後半にある「Where can I find VM images?」欄の「Download VM images →」をクリックします。
なお、同ページでUSBによるインストーラー等も配布されていますので、仮想環境ではなくPC本体にインストールしたい方は、そちらをお選びください。

VMware Player専用のCloudReadyダウンロードページに遷移します。
Download v83 (64bit) CloudReady: Home Edition OVA file」をクリックすると、ダウンロードが開始されます。
ファイルサイズが2GB以上あるので、気長にお待ちください。

仮想マシン作成

VMwarePlayerの右側画面、「仮想マシンを開く」をクリックします。

仮想マシンの名前や、仮想マシン用のデータを保存する場所の設定画面が開きます。名前には日本語も使用できます。今回はとりあえずこのまま。
保存場所も、「参照」をクリックして任意の場所を指定できますが、特に変更せず進めます。
設定が完了したら「インポート」をクリックします。

仮想マシンのインポートが完了すると、左側の一覧に先ほど設定した名前が表示されます。
クリックして選択し、画面右側の「仮想マシン設定の編集」をクリックします。

ネットワーク アダプタ」をクリックします。
ここを「NAT」に変更して「OK」をクリックします。NAT以外になっていると、途中で先に進めなくなりますのでご注意ください。

設定編集画面を閉じると、最初の画面に戻ります。
起動したいマシン名(今回は「CloudReady-Home-v83-x64」)を選択して、「仮想マシンの再生」をクリックすると起動開始。

なお、以降の作業途中で、仮想マシンから抜けたい場合は、「Ctrlキー+Altキー」を押せばパソコン本体(ホストOSと言います)の操作に戻ることができます。

起動途中でアップデートの通知が出た場合は、どちらを選んでも問題ありません。
起動のたびに表示されるので、「ダウンロードしてインストール」を選択しておきました。

セットアップ

あっという間に初期画面が開きました。上のアップデートのインストールが終わるより、セットアップ画面に進む方が早かったです。OSのインストールとは到底思えないスピード。

英語のままでは何かと使いづらいので、日本語環境にしたいと思います。
画面右下の「English」をクリックします。

言語とキーボードを共に「日本語」に変更して「OK」をクリックします。

表示が日本語に変わっているので、右下の「続行」をクリックして進めます。

ネットワークの接続方法を選択します。
私は優先で接続しているので設定は変更ありませんが、無線で接続される方は、「他のWi-Fiネットワークを追加」から無線LANの接続設定を行ってください。

「Anonymous Data Collection」画面に遷移します。CloudReadyの品質向上のため、匿名でのデータ提供に協力するかどうかを聞かれています。
とりあえずそのまま「CONTINUE」をクリックします。

ご自分のGoogleアカウントを入力します。
この画面は、ブラウザ等でログインする場合とほとんど同じですね。

設定が完了しました。
利用を開始」をクリックします。

起動しました!
最初の画面はCloudReadyに関する案内なので、本物のChromebookをお使いの場合は出てこないと思います。
右上の「×」をクリックして画面を閉じます。

使ってみる

画面を見ると、画面下にWindowsのタスクバーのようなもの(「シェルフ」という名前です)があります。
真ん中のGoogle Chromeっぽいアイコンをクリックすると…

Google Chromeが起動しました。
他デバイスでの同期を有効にしているので、ブックマークやプラグインが全て表示されています。インターネット接続も問題ありません。

Googleドライブの利用も簡単

画面左下の「○」をクリックすると、メニューが表示されます。インストールされているアプリを検索したり、起動したりできます。
ファイル」をクリックすると、

マイファイル」が開くので、「Googleドライブ」をクリックします。

ログインしたアカウントで利用しているGoogleドライブを利用できます。
Google専用のアプリでアクセスしているからか、表示もブラウザで見るより格段に速く感じます。

スプレッドシートやドキュメントも、サクサク開きます。もちろん、新規作成やコピー等、日頃Googleドライブで行っている作業は全て可能。
起動しているアプリは、画面下のシェルフに表示されています。

終了方法

シャットダウンするには、画面右下の時刻が表示されている箇所をクリックします。
表示された欄の電源アイコンをクリックすると、シャットダウンされます。

同じ欄内には、設定画面の表示アイコン等もあります。システムに関する項目は、基本的にここに集まっていると考えていただいて問題ありません。

クリックすると、情緒も何もなく、すかさず終了します。その早いことと言ったら、キャプチャを取る暇もないぐらいです。

Androidアプリは動くのか

Chrome OSは、Androidの開発元であるGoogleは提供しているOSなので、 GooglePlayストアを利用することで、現在ではほぼ全てのAndoroidアプリがインストールでき、また、動作もするようです。

ならば、CloudReadyではどうかというと、現時点ではCloudReadyでGooglePlayストアを利用(インストール)することはできず、従ってAndoroidアプリも利用できないようです。
ちなみに、GooglePlayストアのアプリではなくWebサイトからインストールを試そうとすると、同じアカウントで使用しているAndoroid端末(私の場合はスマホ)にインストールしようとします。

試しに実行してみると、確かにスマホにアプリがインストールされていました。この機能を有難く思う日が来るのかは、正直疑問です(苦笑)

Google Chromeへのプラグイン追加は問題ないようです。CloudReady上で追加したプラグインは、同期している他の端末でも利用できました。

まとめ

今回は本家のChrome OS搭載端末を使用したわけではないので機能の全てを試せておりませんが、動作の警戒さや、Googleアカウント利用者ならば日頃使用しているサービスを即座に利用できる点等は、やはり大きな利点だと思います。

流石にメインマシンにして通常通り業務をしろと言われると困る場面も多々あるでしょうが、サブマシンとしてならば十分検討の余地はあると思います。

今回ご紹介したツールやOSは、個人利用の範囲でならば全て無料で利用できますので、購入前にどんなものか触ってみたいという方は、是非一度お試しください。
高スペックを必要としないので、眠っている古いPCに入れて、復活させてみるのもオススメです!

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