WordPressの記事を英語に自動翻訳する

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WordPressの記事を英語に自動翻訳する

WordPressの記事を英語に自動翻訳する

こんにちは、エンジニアの仁木です。

WordPressで構築したサイトの多言語対応などでは、投稿や固定ページなど、記事コンテンツの翻訳が必要になります。
今回はDeepLを利用したWordPressの記事の翻訳方法についてご紹介したいと思います。

準備1. DeepLのアカウント作成

今回、翻訳にはDeepLを利用しますので、まずはDeepLのAPIを利用できるようにアカウント登録を行います。
DeepL APIページ の下部にある無料版で登録しましょう。

登録フォームでメールアドレスや住所、クレジットカードの情報入力があります。
無料版では費用は発生しませんが、不正防止のためにクレジットカードの登録が必要です。

準備2. APIキーの確認

登録が完了したら、登録したアカウントでログインします。
ログイン後のヘッダーにあるアイコンからアカウントのメニューに移動します。

アカウントメニューの「アカウント」タブのDeepL APIで使用する認証キーメニューにAPIキーが表示されているのを確認します。
後のWordPress管理画面上でAPIキーの登録で利用します。

「DeepL API translation plugin」のインストール・設定

次にWordPressの設定に移ります。
WordPressの管理画面にログインし、プラグインの新規追加メニューから「DeepL API translation plugin」をインストール/有効化します。

有効化した後、サイドメニューの「設定」->「DeepL translation」メニューから設定画面にアクセスします。
設定画面ではAPI KeyとAPI Serverの登録を行います。

API Keyは「準備2. APIキーの確認」の手順で確認したキーをコピペします。
API Serverは、今回はフリープランなので、「Free API plan」を選択し、更新します。

記事の翻訳

プラグインの設定が完了したら、翻訳したい記事の編集画面に移動します。
翻訳する記事は、一度保存されている必要があるので、新規記事の場合は一度日本語の記事を作成し、保存しましょう。

記事編集の右サイドメニューに翻訳メニューが追加されています。
プルダウンメニューは上が「翻訳前の言語」の選択で、下が「翻訳後の言語」の選択です。
翻訳前の言語は、基本的にはAutomaticを選択するので良いです。

下のラジオボタンは記事を複製して翻訳するか、記事そのものを翻訳して上書き保存するかの選択です。
設定が完了したら「Translate」ボタンで翻訳を実行します。

更新後は記事が英語に翻訳されています。

フリープランのAPIは翻訳文字数が1か月あたり500,000文字まで

DeepL APIのフリープランは翻訳できる文字数の上限があります。上限をオーバーすると翌月まで翻訳はできなくなります。
フリープランでも、500,000文字まで翻訳でき、機能も変わらないので利用頻度が少なければフリープランで充分そうです。

Pro版以上は上限はありませんが、文字数に応じて利用料金が変わります。

まとめ

WordPressは今回紹介したプラグインにも多言語対応するためのプラグインが数多くあります。
英語サイトの制作が必要になった場合の1つの選択肢として有効だと思うので、参考になれば幸いです。

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