レジ袋有料化をきっかけにSDGsとサステナビリティ、企業のCSRを考えてみた

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レジ袋有料化をきっかけにSDGsとサステナビリティ、企業のCSRを考えてみた

レジ袋有料化をきっかけにSDGsとサステナビリティ、企業のCSRを考えてみた

こんにちは!アウラの暑がり担当、松浦です。

まだまだ雨の日が多いですが、大阪ではセミが鳴き始めて夏本番になってきました。
暑かったり涼しかったりで体調を崩しやすい日が続いておりますが、皆さまいかがおすごしでしょうか。

暑くなってからというもの、会社帰りにコンビニでアイスクリームや冷たい飲み物を買って帰ることが増えてきたのですが、そこで店員さんから最近必ず聞かれるのが「袋、ご入用でしょうか?」という文言。

皆さんもご存知の通り、7/1からレジ袋が有料化されましたね!

わたしは、これまで最低限の節約やエコは意識づけていましたが、このレジ袋有料化をきっかけに、マイエコバッグを常に持ち歩くようになり、プラスチック問題や地球環境問題にもますます興味を持つようになりました。

今回のブログのテーマは、そんなレジ袋有料化をきっかけに考えた「SDGs」と「サステナビリティ」に焦点を当てた記事を書いていきます!

 

SDGsとは、持続可能な開発目標のこと

最近注目されている「SDGs」という単語。皆さんご存知でしょうか。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
読み方は、「エス・ディー・ジーズ」です。ここ、テストに出ます!

SDGsは、2015年9月にニューヨーク国連本部で行われたサミットで採択されたもので、国連に加盟している193か国が、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことです。
その目標は、17の大きな目標と、それらを達成するための169もの具体的なターゲットで構成された内容になっています。

 

SDGsの17の目標

こちらの記事で169もの具体的なターゲットをご紹介するのは少々無理があるので、今回は17の大きな目標についてご紹介しますね。

 


1.貧困をなくそう
あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ


2.飢餓をゼロ
飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する


3.すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する


4.質の高い教育をみんなに
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する


5.ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る


6.安全な水とトイレを世界中に
すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する


7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する


8.働きがいも経済成長も
すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する


9.産業と技術革新の基盤をつくろう
強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る


10.人や国の不平等をなくそう
国内および国家間の格差を是正する


11.住み続けられるまちづくりを
都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする


12.つくる責任 つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する


13.気候変動に具体的な対策を
気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る


14.海の豊かさを守ろう
海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する


15.陸の豊かさも守ろう
陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る


16.平和と公正をすべての人に
持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する


17.パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

 

多くの企業が、CSRの一環としてSDGsに取り組んでいる

SDGsが2015年の国連サミットで採択され、目標達成への取り組みが始まってから5年が経過しようとしている今、国内企業でもさまざまな動きが本格化してきています。

日本でSDGsが認知されていくと同時に、CSR(企業の社会的責任)の一環として取り組みを始める企業が増えていきました。
そのため、CSRを担当されている方には認知度が高いです。

SDGsをCSR(企業の社会的責任)活動に取り入れるという取り組みは、都市部の上場企業に集中しており、非上場企業にはまだまだ普及していないのが実情です。
しかし、「SDGsに取り組むことで会社のイメージがよくなる」という考えを持っている会社は多いのではないでしょうか。

実際に、SDGsに取り組んでいる企業として例を挙げると、サントリーグループがサステナビリティに関する7つのテーマを掲げ、コミットメントしています。

外部リンク:サントリーグループのサステナビリティ サステナビリティビジョン

 

「サステナビリティ」と日本における「CSR」の意味は、ほぼ同じ

さて、こんどは「サステナビリティ」という単語が出てきましたが、こちらは日本ではまだまだ聞きなれない単語かもしれません。
サステナビリティとは非常に広範囲な概念なのですが、ざっくりご説明すると、「サステナビリティ(Sustainability)とは、広く環境・社会・経済の3つの観点からこの世の中を持続可能にしていくという考え方のこと」を言います。

その中でも、企業が事業活動を通じて環境・社会・経済に与える影響を考慮し、長期的な企業戦略を立てていくという取組が「コーポレート・サステナビリティ(Corporate Sustainability)」と呼ばれています。
上記の分野で、使い慣れた単語としてはCSR (企業の社会的責任)という言葉があります。そのため、日本では「サステナビリティ = CSR」と同義として使われています。(海外では、また違う捉え方のようです)

 

SDGsでビジネスチャンス、イメージアップを図る企業が増えている

SDGsを「ビジネスチャンス」として捉えたり、「環境や社会に配慮した優良企業」というイメージアップに繋げている企業が増えているようです。
また、SDGsに取り組んでいる企業の多くが、外部向けの広報活動の一環として自社のホームページに(先ほどご紹介したサントリーのWebページのように)、SDGsの取り組みを掲載してアピールしています。

アウラでは、ホームページを通じて企業さまのCSRやSDGs、サステナビリティに関する取り組みを多くの人に広めていき、国連加盟国が取り組んでいる「持続可能な開発目標」に貢献していきます。

「SDGsの取り組みについて自社のホームページに掲載したい」「新しくSDGsのページを作りたい」など検討されていましたら、アウラへご相談ください!

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