ペットロスを乗り越える。私と愛猫ココちゃんのお話。

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ペットロスを乗り越える。私と愛猫ココちゃんのお話。

ペットロスを乗り越える。私と愛猫ココちゃんのお話。

こんにちは。
アウラのマルチプレイヤー横山です。
私のブログと言えば、制作や採用についての記事が多いですが、今回はプライベートに関係するお話です。
しかも少し重めの記事ですがしっかりと記録に残したいと思います。(;^ω^)
お付き合いくださいませ。

愛猫ココの死

今年の1月8日午後16時40分、ずーーーーっと一緒にいた愛猫「ココ」が永眠しました。
17歳と8ヶ月でした。
結構長生きした方です。
ペットホテルで生まれ、外に出たこともなく、人間以外を見たこともない子で、まるでお姫様の様に気高く、お茶目で甘えん坊の愛らしいハチワレのニャンコちゃんでした。

少し体が弱ってきていたように思っていたので、ココの死を少し覚悟はしていました。
そして死の訪れを覚悟すると同時に、仕事の忙しさから、最期を看取ってやれるのか不安でもありました。
でも、たまたま私のお休みの日に亡くなったので、しっかり最期を見届けてやれました。
そしてちゃんとお別れもできました。

私は小さい頃からたくさん動物を飼ってきたのですが、こんなにも長く家族同然に過ごしてきたのはココが初めてでした。

うちの母はとにかく動物が苦手で、絶対に触らない人なのですが、何故かココだけは特別。
亡くなる前の通院も、母が一日おきに動物病院へ連れて行ってくれていました。
亡くなったときもすぐに駆け付け、愛おしそうに亡骸を抱き、「頑張ったね。ありがとね。」と声をかけ撫でていました。
その姿を見て涙が止まりませんでした。

ココとの出会いは運命的

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ココとの出会いは母が見つけてきた小さな張り紙でした。
近所のペットホテルで「子猫ちゃんもらってください」の張り紙を見つけた母が、私に興奮気味に報告に来ました。
「ネコちゃんくれるって!(*‘∀‘)」

動物好きな私ですが、小学生以来、なぜだか飼おうという気持ちにならなくて何も飼うことなく過ごしていました。
それがその母の話を聞いた瞬間、「これだ!」と思い、すぐにそのペットホテルを尋ねました。
出迎えてくれたホテルのオーナーのおばさまは、本当に動物が好きなんだなぁとすぐに分かるような人でした。
そのオーナーが、私を見た瞬間
「あなたにならこの子あげる!!!」と言いました。
私はその子猫を見た瞬間「この子だ!」と思いました。
オーナーさんの言葉の意味を考えていると、オーナーさんが話始めました。
私達家族がもらいに行くまでに、何人もの人がもらいに来たそうです。
でもそのオーナーさん曰く、「なんか違う・・・」という理由で断ってきたそうです。
そして私たちを見た瞬間、「この人たちだ!」と感じたそうです。

「ふうちゃん」から「ココちゃん」へ。

今思えば、動物嫌いの母のあのときの行動。不思議でなりません。
そしてオーナーさんとの出会い。
これはもう運命です。

ホテルを尋ねたその日のうちに子猫を連れて帰ることになりました。
オーナーさんは娘を嫁に出す母親のごとく、トイレセットや寝具、餌など一式を私たちに用意してくれました。
ホテルを出る時、オーナーさんが子猫に「ふうちゃん、良かったね。この人たちなら大丈夫よ。」と言いました。
そしてペットホテルで「ふうちゃん」と呼ばれていたその子猫は、その日から我が家のアイドル「ココちゃん」になりました。

お別れはある日突然に。

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去年の夏、今まで一度も病気をしたことがなかったにココが食欲をなくした時がありました。
でもすぐに元気になったし、もうおばあちゃんネコだし、夏バテかな・・くらいに思っていました。
ちょうどその頃、担当していたお客さまが動物好きな方で、万が一の時のために葬儀屋さんを紹介してもらっていました。

11月のある日、ココがパタンと倒れました。
しばらくすると起き上がって、食事もしていたので大丈夫かなと思い仕事に行きました。
でも何だか無性に気になり、病院の時間を調べました。
そしたら仕事終わりじゃ間に合わないとわかり、早退して病院に連れていきました。
検査を受けた結果、もう瀕死の状態でだいぶ苦しいはずだと言われました。
とにかく苦しくないようにと治療を受けました。
ネコは瀕死の状態からでも奇跡的に元気になることもあるらしく、獣医さんからは、後はこの子の生命力だねと言われました。
間一髪だったようです。

二日後くらいには、ココはどんどん元気になり、ご飯もモリモリ食べるまでに回復し、体重もみるみる増えていきました。
獣医さんもココのあまりの回復っぷりに驚いていました。
あの日病院に連れて行ってなかったら、苦しいまま亡くなっていたと思うと、病院に連れていけて本当に良かったと思いました。

1月8日

警戒しながらも元気なココと楽しくお正月を迎え、日常が戻っていました。
我が家はいろんな節目を迎えていた時期でした。
昨年から私も一人暮らし(ココは一緒)を始め、家族ともあまり会わなくなっていました。
1月8日、16時40分。家族の節目を見届け、家族が全員集合するきっかけを作って、安心したかのようにココは旅立ちました。

ネコは死が近付くと姿を見せなくなると言われていますが、寂しん坊のココはしっかりと人に囲まれて最期を迎えました。
体調が急変して亡くなるまでもほんの10分ほどの時間でした。
前日少し食欲ないかな?くらいで特に何もなく、苦しむこともほとんどなく、やせ細ってしまったわけでもなく、手をやかせることも何もなく亡くなりました。
本当に眠っているようでした。

私なりの供養とペットロスの乗り越え方

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1月9日、お休みをもらってココの火葬をしました。
ココは奇跡の子でした。
亡くなったのが一日ずれていたら私は看取ることができなかったし、家族もそれぞれの事情で全員は集まれなかった。
そして、亡くなった時間が1時間遅かったら、予約が取れず火葬もすぐにしてやれなかった。
ものすごく空気を読んで、家族が揃うことができ、きちんとお見送りしてもらえるタイミングで旅立ったココちゃん。
最後まで甘えん坊で、さすがココだな。と感心しました。

ココちゃん、思い出をたくさんありがとう!

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私のペットロスは意外と落ち着いています。
それはきっと、ちゃんと病院に連れていけたこと、看病できたこと、最期を看取ってやれたことが大きく関係しているのかなと思います。
2月26日、49日が終わりました。
ようやく少しずつ、いろんなものを処分したりし始めました。
でも無理に捨てようとか、整理しようとは思いません。
人間の死のような細かい法要なんかもしていません。
今後、ペットを飼う気もありません。
悲しいときは悲しんでいいと思っています。
私は私のやり方で、ココちゃんを思って行こうと思います。
ココちゃん、17年と8ヶ月ありがとう。

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