共感覚(シナスタジア)はwebデザイナーにとって有利な能力なのか?

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共感覚(シナスタジア)はwebデザイナーにとって有利な能力なのか?

共感覚(シナスタジア)はwebデザイナーにとって有利な能力なのか?

だんだん秋の気配が近付いてきました。
みなさんにとって秋のイメージとは何ですか?
食欲の秋?読書の秋?芸術の秋?・・・
私は熱燗とおでんがしみわたり始める秋です。
・・どうも横山です。

今日は芸術の秋にふさわしい芸術的?なお話です。

さてみなさんは共感覚ってご存知でしょうか?

共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、synesthesia)は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。
(Wikipediaより)

だそうです。
なんだそれ?です。
変な奴!と思わず最後まで読んでください(笑)

共感覚にはいろんなタイプがある

共感覚には様々なタイプがあるそうです。

★文字や数字に色を感じる
★音を聴くと色が見える
この辺りが代表的でしょか。

例えば「ド」と言えば「赤」だよね(*’ω’*)的なことです。

その他にも・・
・味から形
・においから色
・色から音
人によって違いますがいろんな共感覚の持ち主がいるようです。

共感覚の特徴

また種類はいろいろあれど、共感覚には共通した特徴があることがわかっています。

①無意識に起こるもので自分自身でコントロールすることはできない。
②感覚は個人ごとに異なるが、個人内では一貫性がある。そしてそれは子どもの時から変わることはない。
③記憶を助ける。
④情動を伴う。
こういった特徴があるようです。

③の「記憶を助ける」は便利な特徴です。
有名な例ですと、共感覚の持ち主で円周率を何万桁も暗唱できる人の場合、数字と共に見える色の並びで覚えていたりします。

そして共感覚最大の特徴は④の「情動を伴う」だそうです。
これは少しやっかいな特徴ともいえます。
例えば数字に色が見える子どもが、計算結果の数字が嫌いな色だからと言ってキレイな好きな色の数字に書き換えてしまうようなことがおこったりします。
不快に耐えられないんですね。

自身でコントロールできないため起こってしまう現象ですね。

アウラには共感覚者が2人いるよ


そもそもこの共感覚の話は、ある日の飲み屋でのふとした会話から始まったことでした。

ある日デザイナーの三宅とまったり飲んでおりました。
そこでなんとな~く「音って色に見えるよね~」とポロっと言いました。
すると・・
「横山さんもですか????!!!!!」
「私初めて会いました。この話分かる人!」
と驚きの表情を見せながらも目をキラッキラさせた三宅が言いました。

なんと三宅も同じ感覚の持ち主だったのです。
しかも音が色に見えるという同じ共感覚保持者でした。

「あれは何色に見える?」「あれは?」とお互いの感覚を確認することが楽しくてそりゃー盛り上がりました(笑)
そして私はこの現象について調べはじめ、ようやくそれが共感覚と呼ばれるものだと知りました。

いいのか悪いのかは分かりませんが、アウラにはこの共感覚者が2人もいるのです。
全員に聞いたわけではないので、アウラ内にまだいるかもしれないですね!

アウラスタッフのみなさん、我こそは共感覚者だという方は名乗り出てください(笑)
この不思議な感覚を分かち合いましょう(笑)

けっこうネガティブに思っていた能力

共感覚は気づきにくいと言われていますが、なぜ気づきにくいのか?
それは共感覚者が自分の感覚が特殊であると思わず、みんな当たり前にそう感じていると思っているからです。
熱い、痛いと同じように、まさか自分だけが人と違った感覚でいるとは思ってもみないことなのです。

私も三宅同様、人とこの話をちゃんとしたのは初めてでした。
というか、幼いころからこの話をすると「何わけわからんこと言うてるの?」と親に注意されていたので、自分だけがおかしいのだと思っていました。
そして口にすると変人扱いをされるので、だんだん言わなくなっていきました。
だから私の中で共感覚はけっこうネガティブなものだったわけです。

私と同じように、人と違うと気づいたときから言わなくなる人が多いと聞きます。
それも気づきにくい原因となっているようです。

それがなぜあの飲みの席でふと言葉に出たのかは分かりませんが、そのおかげで仲間を発見できました。
素敵な能力!とまでは思えていないけれど、仲間ができたことでポジティブに思えるようになりました。

芸術と共感覚の関連性


共感覚保持者の割合はさまざま言われていてはっきりとは分かりませんが、芸術家や小説家などはそれ以外と比べて共感覚者が約7倍とも8倍とも言われています。
共感覚を持っている人は、何の関連もないアイデアを結びつける能力に長けているのではないかと言われています。

共感覚を持つ芸術家たち

有名なところをご紹介します。
モーツァルト
ムンク
宮沢賢治
レオナルド・ダ・ヴィンチ
この辺りですね。
すごいメンバーです。
芸術家に共感覚者が多いというより、共感覚者は芸術家になりやすいんでしょうか。

そして共感覚はwebデザイナーにとって有利な能力なのでしょうか?
またそれはこのweb制作の仕事にどれくらい役立つのでしょうか?

私と三宅も後世に名を残せるようなクリエイターになれるのでしょうか(笑)
なんとも夢のある話です。

ちなみに横山の共感覚は・・・

私横山と三宅は同じ種類の共感覚を持っています。
いわゆる「音」が「色」に見えるやつです。
でもお互い見える色も法則も違います。
共感覚の特徴に書いてあるとおりですね。

私の場合、音や人の名前や物の名称、町名などの響き?が色に見えます。

例えば三宅の名前は紫なんです。
音階の「ド」は「赤」。
そして私の大好きな万華鏡(子供の頃収集してました)は「スカーレット」なのです。
また、引っ越すとき「〇〇町は〇〇色だからいやだ!」といった決め方をしたりします。

なぜ?と言われても分かりません(笑)
「不快に感じる」としか表現のしようがありません。
嫌な音と嫌な音を同時に鳴らされた感覚、合わない音が同時に奏でられた感覚、「不協和音」という言葉が一番近い気がします。

こんな不思議なデザイナーが2人もいるアウラですが、
お仕事はもちろんしっかりやっております。

いつかアウラから天才的クリエイターが誕生することを期待して?温かい目で見守ってやってください。

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