味をWebの世界で表現できるのか?

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味をWebの世界で表現できるのか?

味をWebの世界で表現できるのか?

こんにちは!アウラでいちばんの食いしん坊、松浦です。

日中の気温が30度を下回る日が続き、朝晩も涼しくなって秋だなぁと実感するようになりました。

そう、秋といえば!食欲の秋ですね!
きのこ、シャインマスカット、イチジクといった秋の味覚がお店に並び…食欲も夏に比べて増してくるような気もします。

そんなこんなで、お昼休憩に近所のカレー屋さんでカレーを頬張りながら、ふと一つの疑問が思い浮かびました。

「味」をWebの世界で表現するには、どうすればいいんだろう…?

私はアウラに入社してから、さまざまなWebの技術、そしてさまざまな業種のWebサイトに触れてきました。
しかし、「そういえば味そのものを表現したWebサイトって、ほとんど見たことがないなぁ」と思ったんです。

なので、今回のブログのテーマは「Webで味を表現できるのか?」という私の疑問と知的好奇心を満たすための、自分メモ的な記事となりますが…どうぞお付き合いくださいませ!

webサイトのほとんどは視覚と聴覚に訴えかけるもの

Webサイトは、主に写真や文章、最近では動画で、視覚と聴覚に伝えたい事柄を訴えかけるものです。
たとえば動画や写真でいうところの「シズル感」や、文章の「サクッ、ジュワッ、トロトロ」といった擬音的表現、「○○県産の新鮮な魚介を使った」「濃厚な旨味」「○時間煮込んだスープ」「厳選した食材」など、閲覧者の元々ある「想像力」をかき立てるような文章の表現を使いますよね。

でも、「味」って、やっぱり実際に実物を味わってみないとわからない。
人間の舌は、「酸味・甘味・苦味・塩味・うま味」の5種類を感じるようになっていて、「味」は基本的にはこの5つの組み合わせで成り立っています。
ただこれだけではなく、「歯ごたえ」や「匂い」で支えられていて、食べ物の「見た目」や「食感」なども関係してきます。

人間の舌って、超複雑…!

 

Webで「味」の表現が可能となったらできるさまざまなこと

これらの複雑な感覚をWebで表現できれば、このコロナ禍で人同士の接触が敬遠されるようになったご時世でも、マーケティングにおいても用途は無限大にありそうです。
たとえば…

・味の特徴を言葉で表現しづらい食品も、ECサイトなどで試食することが可能となる

・食物アレルギーや病気などで特定の食品が食べられない人でも、食品の成分を摂取するわけではないので安全に「味」を楽しめる

・アルコールで体を蝕むことなく、オンラインで「利き酒」ができる

・VRゴーグルと併用して、家に居ながら仮想食品街で食べ歩きできる

パッと思いついたのはこんな感じです。夢がありますね!
でも、どうやって実現するんでしょう?
味を体験するには、やっぱり「道具」が必要ですよね。
そんな魔法のような道具、どこにあるね〜ん!?探してみたら、なんと、ありました。

 

「味」を体験できる魔法の道具を明治大学の教授が発明していた

明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明教授が開発した「味ディスプレイ」。画像は動画より引用

「明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明教授は、任意の味を表現できる味ディスプレイを開発しました。基本五味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)を感じさせる電解質をそれぞれ溶かして固めた5つのゲルを舌に触れさせます。これらに電気をかけることで、ゲル内部にあるイオンを泳動させ、それぞれのイオンが舌に触れる量を制御することができます。これにより、舌が感じる基本五味の割合を自由に調整することができます(特許出願中)。 本技術は、人や飲食物の移動を伴うことなく味の情報のみを伝達するシステムであるため、感染リスクなく味を共有するなど、今後の応用が期待されます。」

引用元:~感染リスクなく味を共有できる技術へ~ 「任意の味を表現できる味ディスプレイ」を 総合数理学部 宮下芳明教授が開発

試作したプロトタイプでも、このコンパクトサイズ。これなら家庭や店頭に置くのも邪魔にならなさそうですし、持ち歩くこともできそうです。

また、海外に目を向けると、シンガポール国立大学のニメシャー・ラーナシン博士が、舌の先端に銀でできた電極を当て、その電極に微弱な高周波電流を流し刺激を与えることで、仮想的に「味」を体感できる味覚再現システム「Digital Lollipop(デジタルロリポップ)」を開発中とのことです。
なおこちらは、インターネット経由で味覚再現情報を送受信することが可能!

外部リンク:Getting to the Bottom of a Digital Lollipop – ニューヨークタイムズ(英語サイト)

 

Webで味をリアルに表現できる日も、そう遠くない

今回、あえて「表現」と使ったのは、味の情報を「発信」する側の視点でこちらの記事を書いたためです。(閲覧ユーザーは「体験」する側なので)

現在のスマートフォンの普及のように、誰もが一台「味を体験できるデバイス」を持っていれば、食品や医療の分野に携わる会社、また私たちWeb製作会社などのIT分野の会社、広告代理店など、さまざまなマーケティングで変化が起こるはず。

そのデバイスありきのWebサイトの見せ方も変わってくるわけで、考えるときりがなくて頭から煙が出そうです。でも、ワクワクしませんか?(私はワクワクします)

今後の研究開発に期待ですね!

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